韓国の代表的な間食トッポッキ(떡볶이)というと、一般的には細長い餅と練り物や野菜をコチュジャンベースのソースで煮込んだものですが、他にもいろいろなバリエーションがあり、様々な味を楽しめます。
宮中(クンジュン)トッポッキ
餅を牛肉や各種野菜と炒め、コチュジャンではなくカンジャン(醤油)で味付けしたトッポッキで、カンジャントッポッキとも呼ばれます。朝鮮時代の宮廷で餅を炒めた料理が食べられていた記録はありますが、現代のようなスタイルになったのは近代に入ってからと言われています。
クリームトッポッキ
クリームパスタとトッポッキが合わさったようなフュージョン料理で、カルボナーラトッポッキとも呼ばれます。ベーコンや玉ねぎが入ったクリームソースにトッポッキの餅や練り物がよく合います。ブロッコリーを加えたり、トックッ用の餅を使ったりしてもOKです。
下の動画では、韓国で人気の料理研究家ペク・ジョンウォン氏が生クリームを使わず、牛乳で手軽に作れるクリームトッポッキのレシピを紹介しています。簡単なのでぜひ一度お試しください。
ロゼトッポッキ
最近では、クリームソースにトマトソース(とコチュジャン)を合わせた「ロゼソース」で作ったロゼトッポッキも人気があります。ソースの色合いも良いですが、まろやかな味も魅力的です。
チャジャントッポッキ
韓国の国民食とも言えるチャジャンミョンのソースを使ったトッポッキです。甘いソースが食欲をそそり、辛いのが苦手な子供たちも喜ぶメニューです。チャジャンソースにほんの少しコチュジャンを加えるとさらに美味しくなります。
キルム(油)トッポッキ
トッポッキの文字通りの意味は「餅炒め」であるものの、実際には煮込み料理に近いと言えますが、キルムトッポッキはまさに炒めて作るトッポッキです。お餅に唐辛子粉、醤油、砂糖、ねぎ、油を絡め、弱火でじっくりと炒めるだけの簡単料理ですが、シンプルであと引く味です。
いかがでしたか?トッポッキにはいろんなバリエーションがあるので、ぜひいろいろな味をお楽しみください。基本のトッポッキについては下の記事をご参考ください。